
適用時期
10月27日 メンテナンス終了後より適用
ユニット
はじめに
10月27日のメンテナンスにて「GUNDAM EVOLUTION」正式サービス開始後初のユニットのバランス調整を実施いたします。
調整の目的は「ゲームプレイの健全化」を第一に考えており、日ごろプレイいただいている皆さまのプレイデータやご意見を参考にしたうえで開発チームにて検討を行い、調整項目を決定しております。そのため初期ユニット以外の弱体を含む調整が入ることもありますが、目的達成のために何卒ご理解をいただければと思います。
今回の告知でも心掛けておりますが、調整の際には項目の羅列だけでなく開発チームが「何を考え実施するか」を極力添えたうえでお伝えさせていただきます。こちらについては開発チームがどのようなビジョンを目指して調整を行っているかを皆さまにしっかりとお伝えすることが目的でもありますが、今後継続的に調整を行っていくなかで、改善を目指した調整が実を結ばない可能性も少なからずあるかと考えております。その際に開発チームの意図をお伝えしておくことで、皆さまからのフィードバックがより建設的な内容になりやすく、結果としてゲームがより良い状態へと調整しやすくなると考えているからでもあります。
今後も「GUNDAM EVOLUTION」では月一の頻度でのバランス調整を実施予定です。今回の調整結果へのご意見を含め、今後の調整についてもぜひ継続的なフィードバックをいただければ幸いです。
調整方針
「ガンダムエクシア」「ザクII[格闘装備]」の調整
格闘ユニット、特に「ガンダムエクシア」「ザクII[格闘装備]」のゲーム影響度が高くなっており、勝率も他射撃ユニットと比較して2~3%程高くなっているため調整が必要と考えました。ただこちらの点についてはユニット性能が高いこともありますが、利用者の習熟度合いが高い点も考慮すべきだと考え今回の調整では若干の弱体調整に留めています。
(一部を除いた)射撃ユニットの継続戦闘力向上
逆に射撃ユニットは立ち位置がやや弱くゲームを動かす力に欠けていると考え、メインウェポンの弾数を全体的に増やすことで継続戦闘力を上げると共に、接敵した際に一度で倒し切れるシチュエーションを増やすことができるよう調整を行っています。
以上の2点を主軸に調整を行うことで各ユニット間のバランスを取ることを方針としています。
調整内容
ペイルライダー
- Gマニューバ「HADES」がその他のGマニューバと比較しても突出したダメージを出しており、必要なポイント量を増やすことで発動頻度をやや抑える調整を行います。また、他の射撃ユニットと比較しても各種成績が大きく上回っている状態でもあったためメインウェポンの弾数増加の対象外とし、他射撃ユニットとのバランス調整を行います。
- 「EMPグレネード」によるスロウ状態の継続時間を延長することで、格闘機に対してより強く立ち回れるよう調整を行います。ただし、現在の効果量のまま延長すると強力すぎる懸念があったため、効果量自体は若干抑えての調整となります。
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EMPグレネード ↑スロウの継続時間を延長:1秒 → 2秒 |
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HADES ↓発動までに必要なポイント量を増加:7800 → 9200 |
ガンダム
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ビーム・ライフル ↑弾数を増加:7 → 8 |
サザビー
- 近距離における「ビーム・ショット・ライフル」の瞬間的な威力が高すぎるため、若干のダメージ低下を行います。一方で、今回の射撃ユニット全般の増弾調整に伴い、シールドが削られやすくなり近づくことが困難になるケースが増えることが想定されるため、ダメージの減衰が発生する距離を延長することで以前よりも遠いレンジでの戦闘が可能となるようにします。
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ビーム・ショット・ライフル ↓ダメージを低下:29 → 26 |
メタス
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アーム・ビーム・ガン ↑弾数を増加:12 → 14 |
ジム・スナイパーII
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スナイパー・ライフル ↑弾数を増加:5 → 6 |
アッシマー
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大型ビーム・ライフル ↑弾数を増加:27 → 33 |
ドムトルーパー
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ギガランチャーDR1マルチプレックス(実弾) ↑弾数を増加:7 → 8 |
∀ガンダム
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ビーム・ライフル ↑弾数を増加:10 → 12 |
ジム
- サザビーと同様に射撃ユニットの増弾調整によりシールドが割られやすくなる環境を想定して、「ビーム・スプレーガン」のダメージ減衰が発生する距離の延長を行い、以前よりも遠いレンジでの戦闘が可能となるような調整を行います。
- 上記に付随して、近距離で使用する機会が多かった「起爆式爆弾」と「ビーム・スプレーガン」とで有効レンジに差が生まれてしまうため、「起爆式爆弾」の投擲速度を上げることで飛距離を伸ばし、「ビーム・スプレーガン」の有効レンジ内まで投擲できるようにします。
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ビーム・スプレーガン ↑ダメージ減衰が開始される距離を延長:1700 → 1900 |
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起爆式爆弾 ↑投擲速度を増加:1000 → 1100 |
ガンダムエクシア
- コンボの始動スキルとなる「GNソード(突進斬り)」ですが、一定時間内での平均ダメージが想定よりも20%程上回る結果となっており、想定に近い値に近づけるための調整を実施します。
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GNソード(突進斬り) ↓クールダウンを増加:8秒 → 10秒 |
マラサイ
- ユニットのスタッツを他と比べた際に大きく想定から外れるような状態ではありませんでしたが、1コンボでほぼ確実に撃破が可能な影響でファイナルブロウの値が高くなっていたため、起点となる「海ヘビ(牽引)」の射出速度の低下を実施します。調整の影響で近距離では影響が少ないですが、より遠距離になるほど高いプレイヤースキルが必要となるような意図となっております。
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海ヘビ(牽引) ↓射出速度を低下:7500 → 5000 |
マヒロー
- マヒローは運用するにあたってマップ理解度が重要なユニットとなっており、実際に上位レート帯におけるメインウェポン「REN-DOグレネード」の平均ダメージ量はペイルライダーに次いで2位となっています。そのため現状に加えて何かしらのバフ調整を行うことは逆にバランスに影響を与えかねないため今回はメインウェポンの調整は見送りとなりました。
- 一方で全体的な勝率や与ダメージについて低い値となってしまっている事実もあるため、「あびせ蹴り」「トロイダル状防楯内蔵メガ粒子砲」のクールダウン短縮やGマニューバの強化により全体的な使い勝手の向上を主軸に調整を実施します。
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あびせ蹴り ↑クールダウンを短縮:6秒 → 5秒 |
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トロイダル状防楯内蔵メガ粒子砲 ↑クールダウンを短縮:12秒 → 10秒 |
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REN-DOグレネード(ラッシュ) ↑分裂後の弾のダメージ増加:140 → 180 |
ザクII[格闘装備]
- 上位レート帯を対象とした際に、ユニット自体の与ダメージ量については他ユニットと比較しても上位に入るような状態ではありませんでしたが、Gマニューバ「大型ヒート・ホーク(回転斬り)」による状況を一変させる力が強すぎると判断し調整を行います。今回の調整で効果時間ではなくダメージ量の調整を行うのは、抵抗する側の猶予時間を延ばす対策を行わないとGマニューバを発動したザクII[格闘装備]への対応が満足に行えないと判断したためです。
- また、ザクII[格闘装備]については近距離戦をコンセプトとしていましたが、メインウェポン「大型ヒート・ホーク(斬撃)」の飛距離が長く、現状中距離レンジで戦うことが出来てしまっていたため射程距離の調整も実施いたします。
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大型ヒート・ホーク(斬撃) ↓射程距離を短縮:1170 → 900 |
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大型ヒート・ホーク(回転斬り) ↓ダメージを減少:250(375) → 200(250) ※()は怒り状態時 |
ユニコーンガンダム
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ビーム・ガトリングガン ↑弾数を増加:50→ 55 |
マッチング
実施内容
パーティでカジュアルマッチに参加する際のレート制限を廃止
9月30日のメンテナンスにて適用予定だった内容を改めて実施いたします。
現在設定されているパーティ内のレート幅を3,000以内とする制限を廃止し、自由にパーティでカジュアルマッチへ参加できるようになります。
パーティでランクマッチに参加する際のレート制限の調整、およびマッチングロジックの調整
ランクマッチにおいてパーティを含むマッチングのバランスをより適正なものとするため、現在設けているパーティ内のレート制限の幅を縮小する調整を実施いたします。こちらの調整に合わせて、マッチングの際の両チームのレート差をより狭めるためのロジック調整も行います。
本調整により、以前よりもレートの近しいプレイヤー同士がマッチングする想定となりますが、反面、パーティを組むことができなくなるシチュエーションの増加や、マッチング成立までの待機時間が若干延長する場合がございます。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
ランクマッチでの勝敗におけるレート変動量の調整
9月30日のメンテナンスにて勝敗時におけるランク帯に応じたレート変動量の調整を実施し、その後の動向を監視してまいりました。その結果を踏まえ、本調整が一部高ランク帯でも適用されるような再調整を実施いたします。
途中退出によるペナルティ内容の調整
ゲームを途中で退出した際に発生するペナルティについて9月23日のメンテナンスにて一時的な緩和対応を実施いたしましたが、敗北時とのレート減少量差を利用した故意の退出が行われるケースを確認しておりました。この点において、プレイいただいているその他のプレイヤーの皆さまへの影響を考慮し、改めてペナルティ内容の調整を実施いたします。
サービス当初に発生した接続障害については解消しておりますが、その他にも不具合や特定環境下にて途中切断が発生するケースを確認しております。引き続きこれら影響を受けているお客様にはご迷惑をお掛けすることとなり大変申し訳ありません。改善に向けた調査・対応は継続的に行ってまいりますので、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお調査の進捗として、現在複数お問い合わせいただいているエラーコード"0"が表示され接続切断が発生する現象につきましては、通信が不安定になった際に発生する場合があることを確認しております。環境の改善が可能な方につきましてはブロードバンド回線環境でのプレイをお試しいただきますようお願いいたします。
今後の調整について
開発ブログにてお伝えしたとおり、現在マッチングに関するシステムについては改修作業を進めております。詳細な内容や実施時期については確定次第お知らせさせていただきますので、対応完了まで今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。